レンタサイクルで巡る、四日市旧港の海岸めぐり
実録!四日市散策マップで巡ってみました
四日市のさまざまなスポットを紹介している「四日市散策マップ」をご存じですか?「まちなか施設編」「海岸めぐり編」「東海道編」「西部編」の4種類が発行されており、それぞれのエリアの見どころを紹介しています。
今回、実際に巡ってみたのは、「海岸めぐり編」の四日市旧港エリア。中心市街地とはひと味違う、歴史ある港町の風景が広がり、運河や歴史的な建造物など、さまざまな見どころが点在しています。映画のロケ地にもなったレトロな倉庫群が立ち並び、工業地帯ならではの独特な雰囲気も感じられるエリアです。
このエリアをぐるりと巡るため、近鉄四日市駅北自転車等駐車場で「こにゅうどうレンタサイクル」を借りて、自転車で出発!※JR四日市駅でも借りられます。
歴史を感じる港の風景や、四日市ならではの橋など、さまざまな見どころをめぐりながら、サイクリングならではの楽しみ方を探してみました。さあ、自転車に乗って、四日市旧港の海岸めぐりへ出発です!



こにゅうどうレンタサイクル
☎️ 059-357-2014 (近鉄四日市駅北自転車等駐車場)
🕐️ 月〜土曜/7:00〜20:00、日・祝日/10:00〜17:00 (年末年始休業)
📍スポット紹介マップ/① ②
いざ、マップ片手にのんびりサイクリング
Spot 1|思案橋 (しあんばし) 散策マップ㉕
自転車を走らせていると、国道164号を挟んだ両側の歩道に、橋を模したモニュメントが見えてきます。橋のそばには柳の木もあり、風に揺れる緑と石造りのモニュメントが、どこか風情のある景色をつくっています。
「思案橋」という名前は、本能寺の変の際、堺から三河へ戻る徳川家康が、陸路か海路かと思案したことに由来するといわれています。当時、この思案橋の近くには四日市湊があり、人や船が行き交っていたそうです。
現在は川は流れておらず、橋のモニュメントも1987年に復元されたものです。柳の木や橋のモニュメントを眺めながら、かつてここに港があった頃の風景に思いを馳せてみるのも、この場所ならではの楽しみ方です。


☎️ 059-357-0381 (四日市観光協会)
📍スポット紹介マップ/③
Spot 2|相生橋 (あいおいばし) 散策マップ⑱
思案橋を後にして、国道23号を横断しながらさらに進むと、「相生橋」が見えてきます。橋のたもとには漁船が停まり、その先には四日市らしいコンビナートの工場が広がっています。船や工場の風景を眺めていると、四日市ならではの港町の雰囲気を感じられます。夜になると橋がライトアップされ、コンビナートの明かりと漁船が織りなす幻想的な景色が広がります。四日市の夜景スポットとしても人気の場所です。
また、相生橋のたもとから稲葉翁記念公園や稲葉水門までは、水辺沿いに遊歩道が整備されています。自転車を降りて、港の景色を眺めながら遊歩道をのんびり歩いてみるのもおすすめ。自転車で走るだけでなく、気になる場所では少し寄り道してみるのも、海岸めぐりの楽しみ方です。


📍スポット紹介マップ/④
Spot 3|潮吹き防波堤 (しおふきぼうはてい) 散策マップ㉗
次に向かうのは「潮吹き防波堤」。四日市旧港のシンボル的な存在で、港湾施設として日本で初めて国の重要文化財にも指定されている、歴史あるスポットです。自転車を止めて対岸から防波堤を眺めてみると、港を囲うように199mの防波堤が続く光景は圧巻。現在は防波堤としての役割を終えていますが、港内側の大堤には49か所の五角形の水抜き穴が残されており、その特徴的な造りが目を引きます。
幕末から明治初期にかけて国際貿易港として発展した四日市港は、暴風雨や台風によって大きな被害を受けました。復旧の際に、港の外から押し寄せる波を弱める小堤と、複数の水抜き穴を備えた大堤を並行して設けた、世界的にも珍しい構造の防波堤が造られたそうです。独特の形をした石積みと港の風景が合わさり、歴史を感じる趣のある景観を楽しめます。


☎️ 059-366-7022 (四日市港管理組合 振興課)
📍スポット紹介マップ/⑤
Spot 4|稲葉翁記念公園 (いなばおうきねんこうえん) 散策マップ㉖
潮吹き防波堤と合わせて訪れたいのが、対岸にある「稲葉翁記念公園」。ここには、四日市港の基礎を築いた稲葉三右衛門の功績を称える石碑が建てられています。潮吹き防波堤を眺めるなら、石碑の先にある「西防波堤」からがおすすめ。小さな灯台が建つ防波堤から、先ほど訪れた潮吹き防波堤をゆっくり眺めることができます。さらに公園内には、潮吹き防波堤のレプリカも。案内板のボタンを押すと大きな波が起こり、五角形の水抜き穴から水が吹き出して波の力を弱める、当時の仕組みを実際に見ることができます。実物を見たあとにレプリカで仕組みを体験できるので、潮吹き防波堤の歴史や特徴をより身近に感じられるスポットです。


☎️ 059-354-8197 (四日市市役所 公園緑政課)
📍スポット紹介マップ/⑥
Spot 5|末広橋梁 (すえひろきょうりょう) 散策マップ⑲
続いて目指すのは「末広橋梁」。運河沿いに立ち並ぶレトロな倉庫群を眺めながら、自転車を走らせます。しばらく進むと見えてくるのが、千歳運河をまたぐ鉄道橋。末広橋梁は、船が通れるよう普段は橋が跳ね上げられており、決められた時間帯に合わせて橋が開閉する「跳開式可動鉄道橋梁」です。現在も現役で使われている日本最古の鉄道可動橋で、国の重要文化財にも指定されています。列車が通過する時間帯には橋が下りていて、タイミングが合えば、実際に橋が下りて列車が渡っていく様子を見ることができます。運河とレトロな倉庫群を背景に、今も現役で活躍する鉄道橋。その独特の景観は、四日市旧港ならではの見どころです。


☎️ 059-350-8320 (JR貨物)
⚠️ ご注意とお願い
・貨物列車は運休となることがあります。
・本橋梁は「JR貨物」の現役の業務施設です。観光施設ではないため、運行・稼働時間は非公開となっております。
・業務や安全運行に支障をきたす恐れがありますので、運行時間に関するお問合せはご遠慮ください。
・見学や写真撮影の際は、立ち入り禁止エリアに絶対に入らず、安全な場所からマナーを守ってお楽しみください。
・現場で働く作業員の写真・動画撮影やSNS等への投稿はご遠慮いただきますようお願いいたします。
📍スポット紹介マップ/⑦
Spot 6|臨港橋 (りんこうばし) 散策マップ⑳
末広橋梁から運河沿いを約200m進むと、次に見えてくるのが「臨港橋」です。船が通る際には遮断器が下り、車の通行がストップ。油圧ジャッキで橋が約70度まで跳ね上がる、跳開式の可動橋です。橋が動く時間は公表されていないため、タイミングよく橋が跳ね上がる瞬間に出会えたらラッキー。橋は少し上り坂になっているので、ここは自転車を押して歩いてみることに。中央付近にはちょっと立ち止まれるスペースがあり、そこからは先ほど訪れた末広橋梁を眺めることができます。自転車で走り抜けるだけでなく、橋の上で少し足を止めて、運河と橋が織りなす港の風景を眺めてみるのもおすすめです。


☎️ 059-366-7022 (四日市港管理組合 振興課)
📍スポット紹介マップ/⑧
Spot 7|夜景クルーズ発着場 (コンビナート夜景) 散策マップ㉘
臨港橋を渡ってさらに進み、みなと公園の交差点を左折すると、最後のスポット「夜景クルーズ発着場」に到着です。ボードウォークからは、停泊するさまざまな船を眺めることができます。ここでぜひ見ておきたいのが、壁沿いに続く色鮮やかな壁画。地元の高校生たちが描いた幻想的な作品が約100mにわたって続き、港の風景を彩っています。海岸めぐりの最後は、ボードウォークを歩きながら船を眺めたり、壁画を背景に写真を撮ったり。港の風景を楽しみながら、サイクリングを締めくくります。


☎️ 059-366-7022 (四日市港管理組合 振興課)
📍スポット紹介マップ/⑨
帰りは寄り道しながら…
ぐるりと巡ったら、レトロな倉庫群を眺めながらスタート地点の思案橋方面へ。帰り道は、お店に立ち寄りながら、まちなか散策も楽しみます。自転車なら、ちょっとした場所にもふらっと寄り道できるのが魅力。最後まで自由に楽しみながら、駅へ戻りましょう。
今回は、「四日市散策マップ 海岸めぐり編」の一部を、自転車で巡る旅をご紹介しました。
四日市観光協会の公式サイト(当サイト)では、今回ご紹介したルートのほか、グルメ情報やコンビナート夜景マップなど、リニューアルしてさらに見やすくなった最新情報を多数公開しています。
ぜひスマホを片手にWebサイトをチェックして、まだまだ知らない四日市の魅力を探してみてください!

スポット紹介
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